銀座の高級クラブのママは30代後半~40代前半が多い
高級クラブといえばママがいるお店、というイメージを持っている方も多いかもしれません。
実際、多くの高級クラブにはママがいます。
ママはほとんどが元ホステスとして数々のお客様を接客してきた経験を持つ方ばかり。
年齢で言うと、30代後半〜40代前半が多いですね。
ただ、これはあくまでも平均年齢ではなく、一番多い年齢層がそれくらいと言うだけの話。
人気のホステスであれば20代からママになる方もいます。
(お店を出せるほどの支援をしてくれる”パパ”がいる、と言う可能性もありますが…)
例えば桃谷優希さんは、銀座でも圧倒的に若い有名ママ。
オーナーママになったのは26歳の時で、これは銀座のオーナーママとしては最年少。
今でも現役ママとして銀座の人気高級クラブを経営されています。
経営が上手くいくもいかないも、ママの腕次第です。
だってお店の全責任者なんですから。
それくらい、高級クラブにとってママはすごく重要な存在なんです。
では、実際ママはどんな仕事をしているか、知っていますか?
当サイトでは銀座で活躍する有名なママたちについて紹介した記事もありますので、気になるかたはこちらの記事もぜひご覧ください。
銀座の高級クラブの”ママ”の役割
ですが、正直なところ、男性は若い女の子と遊びたいと思うはず。
30代〜が多い銀座のママって、決して若いとは言えないけれど、お客様はどうしてママにお金を払ってるの?
口には出さないものの、内心そう思った方もいるかもしれません。
ここでは、ママの役割について簡単に説明していきますね。
高級クラブの売上を管理
ママは高級クラブの売上を管理されています。
言ってしまえば個人経営のお店の店長のような立ち位置なので、お店でお客様を接客するだけではなく、営業時間外はお店の経営や仕入れに関わったり、ホステスたちの管理を行なっているんです。
要するに、キャバクラで例えると、ナンバーワンキャバ嬢が店長の役目も果たしているということ。
だからお店の接客だけではなく、売上や経営についても勉強しなくてはママの仕事はやっていけないですね。
高級クラブに来るお客様の管理と接客
銀座の老舗の高級クラブは、大口のお客様ばかりで、大口のお客様はひとり来なくなってしまうだけでもお店にとっては大変な損益になってしまいます。
なのでお客様ひとりひとりの管理を徹底的に行い、また時にはママもひとりのホステスとしてお店に立ち、お客様の接客をします。
特にママのホステス時代からのお客様が来店された場合は、ママがそのままホステスとして席に着く場合が多いです。
ホステスやボーイの採用・教育
自分のお店に必要なホステスがどんな人材か、またボーイにはどのようなことを徹底されるかといったスタッフの教育やお店のおもてなしのコンセプトを決めるのもママ。
だからそれぞれの高級クラブのホステスを見てみると、キレイ系や大人系など、お店によってホステスの傾向も違います。
また、お客様の雰囲気や系統もお店によって違うので、どのような接客を心がけるべきか、ママのホステスとしての経験を活かしてスタッフの教育も自ら行います。
お客様に対しての営業活動
キャバ嬢やホステスはお客様に個人的に連絡のやり取りをして営業活動を行いますが、高級クラブはそれだけではなく、ママ自身もお客様に対して営業活動を行います。
お客様にお礼のメールを送ったり、会社に訪問したりお歳暮を送ったりと、挙げればキリがありません。
会社訪問までするお店は今ではとても少なくなっていますが、老舗の高級クラブではまだ根強くその文化が残っています。
また、接待で高級クラブが使われると言うことになれば、お客様と一緒に接待の計画や相談をした上で、必要な事前準備などを行うという場合もあります。
銀座で働く高級クラブのママの収入
では、実際のところ銀座の高級クラブのママの年収はどれくらいになるのでしょうか。
正直なところ、お店の繁盛具合や料金によってママの年収は大きく変わります。
お店の最高責任者であり店長のような立ち位置なので、売上がそのままお給料に反映されますね。
比較的ランクの低いお店や大口のお客様が少ないお店になると月収2〜30万円になることもあるでしょうし、繁盛している高級店になると月収100万円を超える方も。
高収入を目指せる職業ではありますが、一方で全てが自己責任な世界でもあります。
チーママは高級クラブのママのサポート役
チーママとは、高級クラブではママのサポート役。
「小さいママ(小ママ)」だから、略してチーママと呼ばれたことが語源になっています。
チーママに対して、お店の経営者であるママのことを「大ママ」と差別化して呼ぶこともありますね。
ママはとても多忙で、接客からお店の経理・スタッフ教育まで、全てをひとりでこなすことになりますが、特に大きいお店、スタッフもお客様も多いお店になると到底ひとりでは対応しきれません。
そこで、チーママにママの仕事の一部を任せることになります。
チーママはママのサポートをしつつ、ママの仕事を学んでいくことになるので、チーママはママ志望のホステスや大ママに信頼されているホステスが就くことが多いです。