【現役ホステス談】銀座高級クラブで働く女性のレベルの高さについて

銀座の高級クラブでは若さは求められていない

夜の世界は若くないと務まらないんじゃ、と思う方もいるかもしれませんが、女性の魅力は若さだけではありません。
特に高級クラブに通われるような紳士のお客様は、年齢に関係なく魅力的な女性を好まれます。
もう若くはないからホステスとして働くことはできないかも、と気に病む必要はありません。

銀座の高級クラブでは年齢に関係なく、その高級クラブに来店するお客様に好かれそうな人が採用されます。
なので、キャバクラやガールズバーでは10代〜20代前半の女性が中心ですが、高級クラブのホステスとなると、30代以上の方も実はとても多いんですよね。

そのお店のお客様に魅力的だと思われるかどうかは、面接の際にママが判断します。
高級クラブで働きたいけれど自分に自信が無い方、採用されたらママのお眼鏡に叶ったということ。
自信を持って接客に当たってください!

銀座のホステスは”品がある女性”にしか務まらない

銀座のホステスに求められるものは、兎にも角にも「品の良さ」。
銀座の高級クラブに来店されるお客様は、ちょっとした所作の美しさ、綺麗な言葉遣いで話せるかどうかなど、人間的な美しさをよく見られている方が多いです。
高級クラブに通われている高収入のお客様ほど、審美眼に長けているんですよね。

上辺だけの美しさではすぐに内側が見透かされてしまいます。
心の内側から美しく、品の良い女性にならないといけません。
見た目の美しさはもちろん、まずは所作の美しさから意識し始めましょう。
指先ひとつ意識することで、所作はずっと美しくなります。

背筋を伸ばして、綺麗に指を揃えましょう。
食べ方を綺麗にすることもポイントです。
よくホステスは英語を話せないといけない、専門的な話に付いていけないといけないと言われていますが、それらはホステスの卵が真っ先に学ぶべきものではありません。
まずはマナーを学ぶことから始めましょう。

銀座のホステスの容姿レベルは圧倒的に高い

確かに銀座のホステスの容姿レベルは他のエリアのクラブに比べても圧倒的に高いです。
そのことから芸能人レベルに綺麗な人、モデル並みのプロポーションの持ち主がある人しか務まらないのでは、と思う方も多いかもしれません。

銀座の高級クラブのホームページを見てみてください。
確かに、芸能事務所の宣材写真かと思うほど綺麗な方ばかりです。

ですが、現役ホステスを含め、多くのホステスは元から美人なのではなく、自分を美しく見せることに長けている人ばかり。
「可愛いは作れる」という言葉通り、メイクや髪型、それから自分に合った自分磨きをすることで自分を美しく「見せている」方ばかりなんです。
自分は元から可愛くないから…と気に病む必要はありません。

高級クラブでは必ずしもレベルの高い知識が必要なわけでは無い

銀座の高級クラブと言えど、そこに来店されるお客様はお店によって大きく異なります。
お店によっては高いレベルの知識の知識を要求されることもありますが、銀座だけで見てもそれらの高い知識を必要とするお店はほんの一部。

ホステス全員が必ず高い教養を身につけなければいけないというわけではありません。
ホステスの仕事は、自分のお店に来店されるお客様をおもてなしすること。

知識を身につけることもそのおもてなしの一環で、おもてなしのためにしなければいけないことはお店やお客様によって異なります。
自分の働くお店ではどのようなおもてなしが必要とされていて、そのおもてなしをするために自分はどのようなことをするべきなのかを見極めましょう。
特別優れた知識や容姿よりも、お客様を思いやり、その心に寄り添うことがホステスに何よりも必要なスキルだと私は思います。